top of page
プロジェクト発起人 
スポーツ心理学博士 布施努
NEXT SPORTリーダーシッププログラムへの想い

 私は中学、高校、大学で野球を続け、幸いにも全国優勝経験ができたこともあり、スポーツから非常に多くを学びました。卒業後14年間商社に勤めましたが、スポーツ心理学を学ぶために会社を辞め、スポーツ心理学の最高峰ノースカロライナ大学グリーンズボロ校に留学しました。

DSC_0351 (2).JPG

 私はここで日本とアメリカの大きな違いを学びました。それはアメリカでは「思考方法・心の使い方」を「ライフスキル」と呼び、その心の使い方がスポーツのパフォーマンスを高めるだけでなく、ビジネスをはじめとした人生全てを充実させるものであるという認識を持っていることです。

 日本に足りないものはこれだ。私は確信しました。

 

 しかし、現状は日本においてその重要度は理解浸透されていません。それどころか、スポーツの世界では肉体や技術を鍛え上げることへの意識の偏重によって、自分の可能性を閉ざしてしまっています。

 これはスポーツの世界がライフスキルを磨く環境としては最も適しているということが理解されていないからだと私は考えています。勝利のために練習を重ね、チームの力を最大限に高める必要があり、負けることで学びを重ねることができ、移り変わるゲームの中で瞬時に的確な判断が求められるスポーツの世界は、まさに人生の縮図と言っても過言ではないくらい「思考方法や心の使い方」が求められる環境です。

 この事実を一人でも多くの指導者が認識し、選手やチームの「思考方法や心の使い方」を高める取り組みを行えば、日本のスポーツ界のレベル向上はもちろん、現役を終えた後の世界でも活躍する優秀な人材が数多く輩出されるようになることは間違いありません。

 そこで、私はより多くの若者にこれまで私が行ってきたトレーニングから重要なフレームワークを抽出した『NEXT SPORT リーダーシッププログラム』を開発し、全国のスポーツに取り組む若者に向けたプロジェクトを進めることを決意しました。このプロジェクトを通して、あらゆる場面で自らのパフォーマンスを向上させ、社会でリーダーシップを発揮するような人材育成に寄与したいと考えています。

布施努 経歴

㈱Tsutomu FUSE, PhD Sport Psychology Services 代表取締役
スポーツ心理学博士
ノースカロライナ大学グリーンズボロ校大学院 博士号取得
NPO法人ライフスキル育成協会 代表


 早稲田実業高校、慶應義塾大学で野球部に所属し、高校時は甲子園で準優勝、大学時は全国大会優勝を経験。卒業後、住友商事に14年間従事。その後渡米し、米国五輪組織やNFL数球団にて指導するスポーツ心理学の世界的権威のDr. Gouldを師とし、最先端のスポーツ科学をベースにしたフィールドでの組織・チーム作り/パフォーマンス向上をサポート。


  大学院ではUSA五輪チームやNFL、NHLの組織・チーム作りのリサーチ・コンサルティングを行い、帰国後、慶應義塾大学体育会各部、筑波大学野球部、JR東日本野球部、Jリーグチーム、桐蔭学園高校ラグビー部他、プロスポーツ選手のパフォーマンスコンサルティング、チームビルディング、リーダー開発を行い、チームを短期間で全国大会優勝に導くなど確実な結果を残してきた。ビジネスの領域においても大手企業チームビルディング、組織パフォーマンス向上、リーダー力向上、ライフスキルのトレーニングを実施するなどスポーツからビジネスまで幅広い分野で指導を行っている。

 

<著書>
『勝ち続ける組織の法則―ビジネス スポーツ心理学博士が解き明かす心の方程式』(ゴルフダイジェスト社、2015年)

『ホイッスル!勝利学』(集英社、2009年)
『実践例から学ぶ競技力アップのスポーツカウンセリング』(大修館書店、共訳、2008年)

<公式>

■布施努 オフィシャルWEB SITE  www.fuse-sps.com

■スポーツ心理学博士布施努 オフィシャルFacebook www.facebook.com/fusetsutomu/

■『スポーツ心理学で勝つ』 布施努コラムFacebook www.facebook.com/SPORTSforWIN/

bottom of page